コンデジ、X30を追加導入!

Fujifilm富士フイルムXシリーズには、たいへん優秀なコンパクトカメラのシリーズも含まれています。以前のブログでご紹介した(つまり買ってしまった・・汗)X100系のシリーズ、そして最もコンパクトなXQシリーズ(実はこれも持っていますが・・汗)、そして今回のお話しの中心、X二けた系シリーズがあります。

センサーサイズが違う!

この「X(エックス)二けた系シリーズ」というのは、コンパクトなデジカメの中では比較的大柄なサイズに、非常に明るいズームレンズ(28mm~112mm、F2.0-2.8)を装備しています。そして、主にファインダーを覗きながら撮影するスタイルのカメラです。そして、私が入手した当時(2016年5月)は、X30のモデル末期でした。残念ながらこのモデルの後継機は発売されないという噂でしたので、ならばと急いで入手しました。

なぜ、このモデルを導入しておきたかったのかというと、当時の私、鈴木学が所有していたカメラとの、センサーサイズの違いがその理由です(センサーサイズの違いについて分かりやすい外部サイト)。このX30は、他のカメラと比べてセンサーサイズが小さい、つまり被写界深度(ピントが合う奥行き)が深くなりやすいため、目の前の風景を記録するような撮り方をすると、情報量が多く、しっかりとした撮影ができるのでは?と考えたのです。

これは使えるぞ!

というわけで、X30の導入直後に早速試し撮りをしました。ライブ演奏のリハーサル中に家内が撮った写真です。

ライブハウスなので、かなり照明の条件は厳しかったのですが、それでもこれくらい撮れてしまいました。もちろん、細かい部分については、私が所有しているミラーレス一眼X-E2や、センサーサイズの大きいコンデジX100Tには及ばないのですが、大きく拡大してチェックしなければ、アラは目立たないです。更に、家内の撮影なのでピント合わせは相当いい加減なはずなのですが、適当に撮ってもそこそこピントが合ってしまう、これもX30を使う大きなメリットですね!

小旅行で真価を発揮!

レンズをズームできて、気軽にパシャパシャ撮れるとなると、このカメラが真価を発揮するのは、小旅行のように、どんなシーンに出くわすか事前に分からない場合です。レンズを何本も持ち出すのは億劫ですし、そもそも事前の想定が分からないから、どのレンズを持ち出すべきかも検討が付かない、何て場合にX30を持ち出す機会が多くなりました。というわけで、2016年の晩秋頃に出かけた、浜名湖周辺で撮った写真をご紹介します。

湖畔の青さが美しかったです!
湖畔の青さが美しかったです!
浜名湖フラワーパークにて
浜名湖フラワーパークにて

写真自体の上達へ!

X30で撮影していると、X-E2で撮っている時のように、大きく背景をぼかしたりする表現は使いづらくなります。その分構図を工夫したり、被写体を本当に美しく撮れる角度を探したり、背景が整理できる撮影位置を探したり、意外に写真撮影自体が上達するためのトレーニングになる事に気づきました。ですから、今でも時折それを意識して、積極的にX30を持ち出すようにしています。つい最近帰省していた際に、実家の周辺で撮った写真です。

あえて夕暮れ時の、撮影条件が厳しい時間帯に、カメラ性能の限界まで使い切ることを意図して撮影しました。とても良い修行になります!

さて、今回はここまでにしたいと思います。まだまだカメラ機材の増殖、そして修業は続きます!続きはまた次回に!