カメラ選びからスタート!

前回のブログで、中年男の手習いとして、カメラ、写真撮影に取り組もうと決心したところまでお伝えしました。そうなると、次は道具を揃えなければいけません。カメラが無くては写真は撮れない・・。というわけで、どんなカメラを入手しようか、検討に入りました!

大人の趣味は恰好から!

私、鈴木学は、サックス専門音楽教室「鈴木サキソフォンスクール」を経営してきた中で、大勢の皆様を、サックス(サクソフォン)、趣味の世界に導いてきました。その経験上、ハッキリと断言できます。趣味の世界をより長期間楽しむ、より深く楽しむために重要なのは「恰好から入る!」ことです!

サックスの場合であれば、初めから、ある程度信頼できる、しっかりとした楽器を使う事が重要・・、ならばカメラの場合も、ある程度しっかりとした機種を使いたいと考え、具体的な条件を考えました。

  1. レンズ交換式のカメラにしたい
  2. 身体の負担にならないように、軽量なものにしたい
  3. 予算は10万円前後までとしたい

どうせならば、複数のレンズを使いこなせるように、より本格的な撮影にも臨める体制にしたいと考えると、1は大事な条件となります。2については、さすがに本業の楽器演奏に影響が出てはまずいという事で、もともと指の腱鞘炎があるために、これも必要な条件でした。

Fujifilmのカメラに興味を持つ!

そんな折、以前からの知り合いで、カメラ撮影を趣味としている知人と居酒屋で会いました。そして、その方が手にしていたカメラに、目が釘付けになってしまいました。理屈抜きに格好良かったのです!

思いっきりロックオンしつつ、根掘り葉掘り、カメラについて尋ねました。先ずそのカメラのメーカーがFujifilmであること、機種名がX-Pro1ということ等々・・。その中で、最も興味を惹かれたのは「暗所での撮影を得意としている」という点でした。

通常、デジタルカメラは明かりが暗い状況での撮影だと、画像にノイズがでたり、モヤッと映ったりします。しかし、実際に若干薄暗い居酒屋店内で、その方のカメラで撮った写真を液晶画面で見せてもらうと、とても綺麗に見えました。

思い起こせば、自分が撮ってみたい状況として「ステージ撮影」というのが真っ先にあったわけです。「ステージ=暗所、暗所撮影が得意⇒Fujifilm」、しかも、ミラーレス一眼(一般的に、通常の一眼レフよりもかなり軽量になります)・・。よしっ!フジフイルムのカメラにしようと、この時点で決心しました!

ファインダーが欲しい!

ちなみに、当時のフジフイルムは、Xシリーズとして、高画質なカメラのシリーズを拡充している最中でした。その中でも特に、ミラーレスのレンズ交換式カメラのラインナップを充実させつつありました。

カメラに詳しい別の知人にも相談しつつ、どのモデルを入手するか検討に入った際、片目で覗き込んで撮影するファインダーの有無が、大きなポイントとなりました。

カメラど素人であったため、ファインダーの有無が撮影上どんな意味を持つかなんて、まるっきり分かりません。それでも、各モデルのスペックを比較していると、ファインダーが装備されているモデルから、価格的に上位モデルと位置付けられていることが理解できました。

ここで先ほどの「大人の趣味は恰好から」という原則を思い出しました。やはりファインダーを覗いている姿は格好いい!そして、本格的に写真を撮っているっぽい・・。よし!ファインダー付きのモデルにしよう!(この決断が良かったと、今になって思います)

そして、ファインダー付きのモデルの中から、予算的な部分を考えると、答えは決まりました!若干の予算オーバーでしたが、このモデルの入手を決意しました!

Fujifilm X-E2
Fujifilm X-E2 (+後から購入したXF35mm)

沼の入り口に立つ!

ここまでの一連の経過の中で、知人から紹介されたサイト、フォトヨドバシが大いに参考にありました。サイト内の様々なメーカーによる、カメラ本体、レンズの作例(見本写真)がものすごく参考になるのです。

X-E2 XF35mm
次々とレンズを導入するハメに・・

しかし後になって分かったのですが、実はこのサイトは同時に、カメラにハマった者どもが、皆一様に恐れおののく「レンズ沼」へと誘う案内版だったのです!

このサイトの作例写真は、どれもこれも実に美しいのです(相当な凄腕カメラマンが撮影しているものと思われます)。その美しい写真を見せられた、当時の私のようなど素人はすぐにこう思わされます。「この機材を使えば、こんなにきれいな写真が撮れるんだ!」と!!

例えば、最初に導入したX-E2の紹介ページは、こちらです。いかがですか?キレイな写真ばかりでしょう?新機材導入前の私は、このレベルの写真が撮れる気満々です(もちろん、そんなはずはありませんが・・汗)。

そして新たなレンズが発売されると、すぐのこのサイトに紹介されます。すぐにその気にさせられるわけです。「このレンズ欲しい」と・・。調子に乗って手を出すと、すぐに現実と向き合わされます。「ああ、写真は機材よりも腕なんだ」と・・。

それでもこのサイトは、間違いなく新たなカメラ機材購入の参考になります。本ブログをご覧の皆様の中で、カメラを始めてみたいと思い立った方は是非、参考にしてください。さて、次回はこのカメラ、X-E2を入手した後、どのような展開になったのか、お伝えしますね!ご覧いただきありがとうございました!